車の買い替えは日用品や雑貨と違い大きなお金が動きます。

そのためちょっとした知識を持っているかどうかで数十万円も得をしたり、損をしたりすることにつながります。

どうせなら損をしないように買い替えたいものですよね。

そこで気になるのが、車を買い替えるのに適切なタイミングというのはあるのか、ということ。

結論から言いますと、たしかに目安となるタイミングは存在します。

今回は車の年数に着目し、お得な車の買い替え時期について考えてみます。

みんなが車を買い替える年数はどのくらい?

実際、日本人は車を購入してからどのくらいで買い替えているのでしょうか。

内閣府の調査によると、20年ほど前の買い替え平均年数は6年ほどだったのに対し、2017年の調査では9年ほどであると報告されています。

この20年の間で買い替え年数は3年も増えたことになります。

かつて車は10年も走れば寿命だと言われていました。

昔は寿命がきて急に故障する前に買い替えてしまおうと考える人が多かったのでしょう。

ですが日本の車は丈夫です。

買い替えまでの年数が長くなっているのは、消費者が日本の車の丈夫さに気付き始めたからだと言えます。

もちろん技術力の進歩により各種パーツの耐久度が底上げされたという要因もありますが。

買い取り金額から考える適切な車の買い替え年数やタイミング

車の買い替えをするために欠かせないのが古い車の処分ですが、処分方法は主に買い取り業者への売却、下取り、廃車という3つの方法があります。

私はこの中でも買い取り業者への売却をオススメします。

買い取り価格、下取り価格や値引き、廃車で還付される税金などすべてを考慮しても買い取り業者に依頼した方が得になる場合が多いのです。

さて、買い取りを依頼する場合は当然ながら買い取り価格が高ければ高いほど得になるわけです。

車の買い取り価格は車が古くなればなるほど安くなってしまいます。これは当然ですね。あまりに古すぎる車は需要がありません。

だからといって新車を買ってすぐに売るはずもないわけです。そこそこ車を使うことができ、そこそこ高く売ることができるお得なタイミングとはいつなのでしょうか。

古くなればなるほど買い取り価格が安くなるとはいっても、実は急激に買い取り価格が安くなる時期というのがあります。

それは3年、5年、10年という節目です。

つまり、売る側から考えるとこの節目の直前に売ってしまうのがお得ということになりますね。

なぜこの時期に買い取り価格が下がってしまうかですが、それは売却した車の行く末を考えると分かります。

売却した車はほとんどの場合中古車市場に流れていきます。

中古車を買いたいと考えている人はこの市場から欲しい車を見つけ出すわけですが、欲しい車を選ぶ基準の1つとして年数を見ます。

その時の大まかな年数の基準が3年、5年、10年という区切りなのです。

年数も査定を受ける上で大事な評価基準ではありますが、走行距離も忘れてはいけません。

車の走行距離が5万km、10万kmを超えたあたりでも買い取り価格がグンと下がります。

年数から考えるとまだ余裕があるという方も、走行距離が5万km、10万kmギリギリの場合は早めに買い取りを検討した方が良いかもしれません。

お得な買い替えタイミングは車に対する考え方でも違います。

車に関心がある人、そうでない人に分けて考えてみましょう。

どんどん新しい車に乗り換えていきたい人

欲しい車があり、よほど経済的に余裕があるのであれば、最初の車検がある3年目の直前に買い替えてしまうのが良いでしょう。

ただ、一般家庭では3年間隔で買い替えていくのはかなり難しいです。

基本的には5年目の直前に買い替えるパターンが理想でしょう。

移動手段として車を使う人

あまり車に関心がなく、できるだけ節約したいと考える方は車が寿命を迎えるまで乗るのがベストと言えます。

先ほども述べた通り日本の車は頑丈で、なかなか壊れることがありません。

一部のパーツが壊れても適切なメンテナンスを行えばずっと乗ることができると言っても過言ではないでしょう。

車検や修理費の分を考慮しても新しい車を買うよりは安く済みます。

ですが購入後10年も経てば故障や不調が増えてきます。

そうすると単純に修理費用は高くなりますし、パーツの在庫がなく急な修理に対応してもらえないなど不便を感じることもあるはずです。

このページを見ているということは、少しは買い替えに関心があるはず。

まずは買い取りの見積もりだけでも依頼してみると良いかもしれません。思ったよりも高く査定されれば、新しい車を買いたい気持ちが湧いてくるかもしれませんよ。

車検の前に買い替えよう

車を買い替えようかなと考えるきっかけになったという方も多いでしょう。

車検は新車登録から3年目、それ以降は2年ごとに行わなくてはいけません。

車検には10万円から20万円ほどの費用がかかります。

もし買い替えるのであればわざわざこのお金を払うのはもったいないと言わざるを得ません。

車検の費用には単純に整備費だけではなく、自賠責保険や自動車重量税の分も含まれています。

車検が残っていれば買い取り時にプラス査定されるのでまったくの無駄というわけではありませんが、それも車検費用に比べれば少なく、やはりもったいないと言えます。

自動車税から考える

自動車税は毎年4月1日時点での所有者に支払う義務が発生します。

税金を納めるのは5月になりますが、この支払はその年度に対するもの。つまり先払いになります。

途中で車を処分した場合は自動車税が戻ってくるのですが、基本的に還付を受けられるのは廃車にした場合のみです。

買い取りを依頼するのであればこの分が無駄になります。

できれば年度の終わり、2月や3月あたりに売却するといいでしょう。

ただし手続きが上手くいかず売却が遅くなってしまうこともあります。

4月に食い込んでしまうとまた自動車税を払わなくてはいけなくなるので、これだけは注意が必要です。

また、車は新車登録から13年経つと自動車税が引き上げられます。

その上がり幅は引き上げ前に比べると15%ほど。これには新しい車に買い替えてもらおうという国の狙いがあります。

せっかく長く大切に乗っているのに、と思うかもしれませんが、国に決められていては仕方ありません。自動車税の引き上げ前に買い替えるのも1つの手です。

高く買い取ってもらうなら一括見積サービス

新しい車を買うにも、予算がどのくらいなのかを確認する必要がありますよね。

そして予算を確認するには自分が用意できるお金がどのくらいなのかを確認する必要があります。

古い車が売れればその分も予算に組み込むことができるので、これを把握しておくのも欠かせません。

見積もりをもらうだけであれば料金はかかりませんので、まずは買い取りを検討している旨を業者に伝えてみましょう。

古い車だから売れないだろうと心配する方もいるでしょうが、そんなことはありません。

たしかに下取りに出せばタダで引き取りますよ、なんて言われるかもしれません。

ですが買い取りの場合は別です。

購入後10年を超えたような車でもしっかり値段がつく場合がほとんどです。

高く買い取ってもらいたいならネットの一括見積サービスを利用しましょう。

車業者の人間やよほどの車マニアでもない限り、売却時の相場がどのくらいかは知らないはず。

大まかな価格を知らないと交渉のしようもありません。

ネットの一括見積サービスではいくつか簡単な質問に答えるだけでおおよその価格を教えてくれます。複数の業者にまとめて見積もりを依頼できるのも大きなメリットです。

高く買い取ってもらうための基本は合い見積もりを取ることです。1つの業者にしか頼まなければ安く買い叩かれるかもしれません。本当に数分の作業で済みますので、試さない手はありません。